半世紀も生きてきたけれど・・・

50才になっても自分探しにまだまだ迷走中~何かを見つけたい。でも何かって何??~

身の丈で生きる・・・

こんばんは!
Kicoです。

最近、叔母が亡くなりました。
母の妹になりますが、三姉妹の長女である母は小さい頃、子供のいない親戚夫婦に養子に出されたため
その叔母とは一緒に暮らしたこともなく、母も私も親戚として冠婚葬祭で会う程度のお付き合いしかありませんでした。

1年前くらいに、叔母の息子(私にとって従妹)から「病気で余命宣告されてる」と連絡があって
母も頻繁に見舞いに行くようになったのですが、詳しくは書けないけれど、正直私も母も苦手な人でした。
母が病院へお見舞いに行くと、叔母は「〇〇がお金くれない。テレビも見れないしジュースも買えない。年金も全部渡してる」と
愚痴ることがあったようです。

従妹が母の家にやってきて「実は保険も解約して何も入ってなかった。
しかも借金だらけ。弟と二人で入院費工面してる。自分たちの生活が破綻するよ」
「なので葬式も最低限で家族のみ。香典も受付ない」と。
叔父が数十年前に他界してから叔母は長男夫婦と同居してきた。
数年前までパートをしていたと聞いている。
遺族年金もあるしお金に困ることもないはずではと思い、母がなんで借金なんか・・・と聞いたところ
高級な服、バッグ、宝飾品、布団セットなどなど買物がやめられなかったみたい。
未使用のものもたくさんあったらしい。

従妹は裁判所に叔母の破産手続きをして財産放棄することになると言ってたらしい。

なんともせつない結末である。

13万の年金で生活を賄っている一人暮らしの母は父の収入が少ないにも関わらず
70才までパート勤めしながらコツコツと貯めてきた。
娘としても親のお金の心配をしなくてすむのは有り難いこと。

「身の丈、身の丈」が口癖の母
老後が心配だからと言ってるけど老後って「今」でしょ(笑)